ゆうさん日記(レズビアンの生活では無く私の生活)

田舎で一生懸命暮らしているレズビアンの日記

不妊手術と堕胎についての私見

1996年まで優性保護法ってのがあったのです。
私は、職業柄この法律学校で習っているはずなのです。

しかし、その頃は強制不妊手術の話なんて知らなかった。
妊娠中に胎児に異常がみつかれば堕胎がみとめられる法律くらいに思っていた。

昨日、テレビで強制不妊手術を受けた方々が語ってくれたのを見て強制不妊手術が多数行われていたことを知った。

日本でこんなことが許されていたなんて。
少子化少子化って言いながらこんなことしてるなんておかしいと感じる。

現在優性保護法は、母体保護法に名前を変えている。
この母体保護法もなんだかなぁと思う部分もある。
というか全てが解釈の問題。

日本は原則堕胎禁止なのである。
しかし、中絶天国って言葉をきく。
日本で堕胎が許されているのは、

レイプによる妊娠。
経済的理由による妊娠。
この二つだけのはず。

それなのに、堕胎数が多いのはこの二つめの解釈の違い。

経済的理由って平均給与の何倍も収入があっても認められる。
妊娠中に、胎児に障害がみつかれば、生まれたらお金がかかると解釈を変えて堕胎が認められる。

私の個人的な見解であるがなんだか悲しい。
安易な堕胎を認める運用よりも先に、自分で自分を守るための教育をすべきではないかと思う。
早いうちからの避妊教育が必要だと思う。

今日はそんなことを考えた。